★以下のCASTのインタビューを収録
・和泉元彌さん ・山本博子さん ・鈴木夢巴さん
・黒田アーサーさん ・野村将希さん
和泉元彌さん
山本博子さん
鈴木夢巴さん
黒田アーサーさん
野村将希さん
- – 神品「役名と役どころをお願いします」
和泉
「風間亮役をやらせていただきます、和泉元彌です。年齢はほぼ実年齢と同じ36歳で、職業は塾の講師。小5になる娘がひとり。夫婦関係は良くもなければ悪くもなく。娘が成長する過程において夫婦の思いが行き違うことがあり、娘との関係にも難しさを感じているところで出会うのが、三角ベース。三角ベースを通して、それまでになかった子供や地域との交流をしていく役です」
野村
「6歳の孫と三角ベースをプレーする岡田昭三役です。僕も実年齢に近い役ですけど、いままでそんな認識をしていなかったので、『あぁ、おじいちゃんの年になるんだなぁ』と(笑)」
黒田
「三角ベース普及協会代表、高林武雄役です。役柄的にはかなり爽やかで、熱い、体育会系です」
山本
「佐伯小夜役です。アフリカでの三角ベース普及活動から帰国して、日本でも三角ベースを広めようと頑張っている女の子です。前向きで元気な性格です」
- – 神品「和泉さん、父親役はいかがですか?」
和泉
「自分も二児の父なので、現場では、『友だちのお父さん』のような感じで、子供たちと楽しくできたらいいなと思ってやっています。僕が親父ギャグを言うと笑ってくれるので、逆に気を遣われているような気がしなくもないですが(笑)」
- – 神品「新人キャストへの接し方は?」
黒田
「現場に入れば新人もベテランもなく、横一線だと思うんです。ただ、経験が少ない人ほど撮影初期は緊張してしまうものなので、みんながリラックスできるように冗談を言ったりはしてるかな」
山本
「私は小学校の先生のような気持ちで接して、楽しくやらせてもらっています。子供たちとはクランクイン前に三角ベースの試合をしたんですが、私はソフトボール部だったので、投げ方を教えてあげたり。それを観ていた監督から、『そのままでいいよ』と言われたので、役作りとかせず、すんなり入れました」
- – 神品「鈴木夢巴さんは、和泉さんの娘・楓役に大抜擢ですね!」
鈴木
「初めて台本を読んだときに、親に反抗しているけれど、三角ベースに熱中して、素直になって、優しくなっていく楓ちゃんをどうやって演じるか、すごく考えました。今も、現場で先輩方の演技を観て、勉強させていただいています」
- – 神品「何かアドバイスはもらった?」
鈴木
「『口だけで言っても伝わらない。心の奥から伝えようという気持ちがあるから台詞があるんだ』という言葉です」
黒田
「僕もメモしておこう(笑)」
- – 神品「みなさん、新人やこの世界を目指す人へのアドバイスをいただけますか?」
和泉
「僕が3歳で初舞台を踏んだ狂言の世界は、80歳のベテランも同じ舞台に立っているんです。何歳だろうが、キャリアが何年あろうが、一生懸命さ、良い作品を作ろうという気持ちが何より大事だと思います。『好きこそものの上手なれ』ではないけれど、情熱をもって行動し続ければ、結果はついてくると思います」
山本
「やりたいという気持ちがあれば、一歩を踏み出す勇気が必要ですよね」
鈴木
「はい。夢や目標に向かって頑張れば、いいことがあると思います!」
野村
「ただ、作品は主役だけでなりたっているわけじゃないですからね。視野を広げて、どんなタイプの役者になりたいかを考えてみるのも、漠然と頑張るよりもいいかもしれないね」
黒田
「あとは運とタイミング。タイミング良く運を掴むために、普段から色々な舞台や映画を観て、シミュレーションをして、引き出しを一つでも増やしておくことが大事だと思います」
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