ねえ、覚えてる? あの日のこと・・・
全ては、亮が忘れかけていた20年前の出来事から始まっていた・・・。
ぎこちない兄妹・・・亮を取り巻く世界は、小夜によって時間を取り戻すために少しずつ動き出す。
「イルカの豆」?それは、小夜・・・そして亡き母・陽子からの亮へのプレゼント・・・。“想い”が詰まったブレンドだった・・・。
幼い頃に抱いた恋心・・・。そんな淡い恋心を切なくも温かく描いたのは、三池崇史監督などの作品で助監督として数々のキャリアを積み、精力的に映画作品の創作活動に取り組み続け「トワイライト・ファイル」シリーズでは『Famille【ファミーユ】~フランスパンと私~』に続いてシリーズ2作目となる吉川忠雄監督。
主演となる風間亮役には、元アイドルグループのリーダーとして知られる俳優の大沢樹生。彼が普段演じる事の多いダークで派手なキャラクターとは違った穏やかで抑えた演技を見事に披露しています。この物語のヒロイン・佐伯小夜役には、人気タレントの夏川純を迎え、バラエティなどで見られるキャラクターとは全く違った演技に大注目◎です。また、ストーリーのベースとなる喫茶店「ベルーガ」のアルバイト・木下由美役を新人の山本博子。亮の幼馴染であり、黒木興業社長・黒木龍介役に小林祐紀。その他にも由美の恋人・野村健太郎役に鈴木慶。そして、常連客役には奥村功・錦織聡など、多くの新人が物語を盛り上げ、グラビアタレントの瀬尾秋子が黒木興業会長の娘・黒木百々香役をフレッシュに演じ、書道師範の特技を活かし、本作品の題字(タイトル字)を直筆で手掛けてくれています。
更に、欽ちゃんファミリーの一員として親しまれ、NHK大河ドラマを初め「ウルトラマンシリーズ」など、数々のTVドラマ、映画、舞台にて活躍する強面とは裏腹に、温厚なキャラクターで人気の「コニタン」こと小西博之が、謎のグラサン男・佐伯善吉役を渋みのある個性でキーパーソン的な存在として物語に深みを与えてくれています。
海の近くにある昔ながらの喫茶店「ベルーガ」。天涯孤独のマスター・風間亮(大沢樹生)は、幼い頃から母子家庭で育ち17歳の時には母・陽子(内田麻美)が突然・・・他界してしまう。その時、亮は・・・。亮にとって、たった一人の家族であった母・陽子の残した愛情と思い出の詰まった店。幼馴染や常連客で毎日賑わうみんなの憩いの場所であった。
――――とある夏の日、突然、佐伯小夜(夏川純)と名乗る女性が現れ、亮の“妹”だと言い張り、半ば強引に店に住み込んでしまう。そんなある日、アルバイトの木下由美(山本博子)は彼氏の野村健太郎(鈴木慶)との“ある理由”で、突然「ベルーガ」を辞めることになり、ぎこちない兄妹の生活が始まる・・・。
そして、亮と小夜に店の存続をめぐるトラブルが襲う・・・。店を守るために臆することなく立ち向かっていく小夜・・・。追い込まれていく亮・・・。小夜はひとつの賭けに出る。店を存続させるには・・・陽子の残した思い出の味・・・。
全ては、亮が忘れかけていた20年前の出来事から始まっていた・・・。それは、亮が20年もの間ずっと心の奥底にしまい込んでいた、ある夏の日のことだった・・・。
ぎこちない兄妹・・・亮を取り巻く世界は、小夜によって時間を取り戻すために少しずつ動き出す。
幼馴染であった黒木興業社長・黒木龍介(小林祐紀)との、誤解が生んだ20年来の確執、そして謎のグラサン男・佐伯善吉(小西博之)との出会い。20年前のあの夏の日・・・幼い少女が捨てた、海に消えたペンダント・・・?いったい何があったのか?
「イルカの豆」?それは、小夜・・・そして亡き母・陽子からの亮へのプレゼント・・・。
“想い”が詰まったブレンドだった・・・。
大沢樹生 夏川純 小林祐紀 玉井聡 小西博之
山本博子 鈴木慶 瀬尾秋子 奥村功 錦織聡 柴田由貴 吉岡大輔 木内恵里
佐々木由希子 竹内りの 下光梨瑚 朝倉和希 瀧口哲郎 望月翔 嶋田彦 MILES WORD
古本もま 小林完至 鈴木佑 内田麻美
脚本/吉川忠雄・土師久英
監督/吉川忠雄
エグゼクティブプロデューサー・製作/神品信市
プロデューサー/陶久英治
制作協力/有限会社アイボット
製作/ミライアクターズプロモーション
配給/株式会社MIRAI
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