家族の絆は、三角形?
家族関係に悩んでいたある日、亮は偶然「市民三角ベース大会」のポスターを張っている佐伯小夜に出会う。
何かのキッカケが欲しかった亮は、関心を示すと共に、母・里奈の反対を押し切り、亮の娘・楓と練習に参加することに・・・。
「家族」「地域」「友達」とのコミュニケーションをテーマに描くヒューマンストーリー。
近頃の子供たちは、外で遊べない・・・?公園でコンピューターゲームをしている・・・?
現代の世の中が、子供たちにそうさせてしまっているのかもしれない・・・。昔は、放課後の校庭や公園で元気に飛びまわる子供たちの無邪気な笑い声で溢れていた。そして、街のあちらこちらで当たり前の様に見られた風景の一つに、三角ベースがあった・・・。
子供たち自身でルールを作り、ボールひとつとわずかなスペースで遊べる三角ベース。「家族」「地域」「友達」とのコミュニケーションをテーマに描くヒューマンストーリー。本作を手掛けたのは、テレビ番組ディレクターや映像ディレクターの経験を経て、カナダやアフリカなど国際的に幅広く活躍している近藤玄隆監督。実在する、千葉県習志野市における三角ベース普及活動を題材として取り上げています。
キャストには、4歳から舞台に立ち、現在は狂言師・和泉流二十世宗家として、TV・舞台など多彩な才能を披露している和泉元彌が、現代社会における「家族の絆」を風間亮役として自然体で演じています。また、亮の妻・里奈役を演じたのは「狂言界史上初の女性狂言師」としてCMなどにも出演し、話題となった実姉・和泉淳子が夫婦間のすれ違いや喜怒哀楽をリアルに表現しています。娘・楓役を演じた新人の鈴木夢巴は「友達の絆」をフレッシュに演じ、風間家に「家族の絆」を深めるキッカケをつくることになる三角ベース普及活動スタッフ佐伯小夜役には、新人の山本博子が・・・。「地域の絆」を深めようと三角ベース普及活動を続ける代表・高林武雄役には、ドラマ・バラエティなどマルチなバイリンガルとして活躍している黒田アーサー。元甲子園球児の岡田昭三役には、「水戸黄門」「スポーツマンNo1決定戦」など、TV・舞台など幅広く活躍している野村将希が作品の奥行きを与えてくれています。また、孫の岡田真美役には2006年(当時3歳)に初舞台を踏み、現在、小さな狂言師として活躍中の和泉淳子の愛娘・和泉慶子。大久保チャンピオンズ選手としてグラビアアイドルの浜田翔子が田島ゆり役で登場しています。
塾講師である風間亮(和泉元彌)。亮の娘・楓(鈴木夢巴)は父や教育に熱心すぎる母・里奈(和泉淳子)からの中学受験に対するプレッシャーに耐えきれず反発していた。家族関係に悩んでいたある日、亮は偶然「市民三角ベース大会」のポスターを張っている佐伯小夜(山本博子)に出会う。何かのキッカケが欲しかった亮は、“三角ベース普及活動”が、「家族」「地域」「友達」の『3つのコミュニケーションの機会を増やす事を目的としている』との話しを聞き、関心を示すと共に、里奈の反対を押し切り、楓と練習に参加することに・・・。
その週末、練習に参加してみると普及活動のリーダーである高林武雄(黒田アーサー)と出会い、他には元甲子園球児の岡田昭三(野村将希)や孫の真美(和泉慶子)、ガーナ人のコフィ・ボンバ(サミュエル・ポップ)親子をはじめ多くの参加者が集まっていた。亮と楓は彼らとの交流を通じて三角ベースの魅力を知り、小夜と一緒に「習志野フューチャースターズ」と名付けたチームで三角ベース大会への参加を決めた。
優勝を目標に三角ベース大会に参加をすることで少しずつうまくいきかけていた亮と楓だが、三角ベースに非協力的な里奈の存在やライバルチーム「大久保チャンピオンズ」の出現により、楓をはじめとするチームメイトもモチベーションが下がってしまう。「チャンピオンズ」には、野球経験者が豊富に揃い、未経験者といえば川上英明(大塚公祐)の彼女である田島ゆり(浜田翔子)と小学生の女の子の2人くらいだった。
フューチャースターズの子どもたちは目標を見失い、仲間割れがはじまり、チームとしてまとまらなくなっていった・・・。それでも、亮と小夜の熱心な励ましにより次第に子供たちは三角ベース大会に参加する意味を少しずつ理解するようになっていく。
大会当日、チームは他のチームに比べ一段と結束力を増し順調に勝ち進んでいく。
そして、いよいよ決勝戦・・・因縁のライバルチーム・チャンピオンズとの対戦を迎えることに・・・。
和泉元彌 鈴木夢巴 山本博子 和泉淳子 浜田翔子 黒田アーサー 野村将希
近藤幼菜 吉成将 佐野真白 横須賀泰希 鈴木玲央 提坂拓弥 小林卓斗 大塚公祐 春川詩歩
林琉美加 錦織聡 吉岡大輔 菊池勇輝 大原夢果 大﨑崇生 河西杏樹 平﨑あかり 岩田陽葵
笹岡怜真 鈴木一央 大熊うらら 宮田栞奈 松本有加 村山美優 羽鳥紗希 木溪優仁 田中涼子
サミュエル・ポップ 和泉慶子 三宅藤九郎
脚本・監督/近藤玄隆
エグゼクティブプロデューサー・製作/神品信市
プロデューサー/山本芳久
制作協力/スタジオデコレーション
製作/ミライアクターズプロモーション
配給/株式会社MIRAI
このページのテキストはウィキペディアに投稿しました
最新のお知らせLatest topics
撮影現場レポートReport
メディア掲載Media coverage
関連サイト